蕎遊庵(栃木県) 遥か彼方に足利学校

レポート提出者:ORCさん
取扱説明書をゆっくり読まないとこの店には到着しない。なんたって織姫神社の229段の階段を上がっていかなければならない。蕎麦を食べるための大変な修行の始まりだ。ハハーふーふー、一段また一段と階段を上る。眼下に足利市が見下ろせる高さまで登れば修業を終わる。御入店だ。しばらくは注文もできない。可愛い娘さん風の女の子が、にこにこ笑いながら、「お疲れ様」とお茶を出してくれた。
注文は焼酎蕎麦湯割と山形産の2:8蕎麦に全粒粉の田舎蕎麦をお願いした。奥から仙人風の親父さんが出て来て、ダシ抽出装置特許品など見せてくれた。普段は午後から蕎麦打ち教室を開いているそうです。ですから蕎麦営業は午前中だけだそうです。こちら一茶庵出身の仙人でいらっしゃいます。
話は戻って蕎麦ですが2:8蕎麦、星がちらちら実に旨い、喉越しはソフト、口あたりは円やかスートゴックンで御座います。田舎蕎麦、こいつも中々の歯ごたえながら、咽喉に優しい。一瞬で私の体内に消えた。蕎麦の工夫が凄いなーと感心。
【食味体験をした店名】蕎遊庵(きょうゆうあん)
【店の電話番号】0284-21-6818
【店の住所】栃木県足利市西宮町2549
【アクセス】織姫神社の階段を上がりきる手前、右の庵。
【営業時間】11:00~14:00 14:30からは、手打ちそば教室
【定休日】毎週火曜日
【予算】\500円/\750円(せいろ蕎麦/田舎蕎麦)
【予約】不可
【クレジットカード】不可
【個室】小上がり30名
【席数】8名 【駐車場】有【煙草】禁煙
【アルコール】有【店のホームページ】http://有