職人館(長野県) 地元の食材を使った創作そば料理

レポート提出者:大西 響さん

 

初秋、蕎麦の花が咲く頃、長野県望月町にある職人館さんを訪問しました。望月町の信号からトンネルを通り春日温泉方面へ、両側に田園の広がる一本道を4kmほど進むと左手に古民家が見えてきました。

 平日のお昼すぎ落ち着いた時間にお伺いしました。背が低い玄関の扉を開け少し屈みながら店内に入ると、いつも変わらない笑顔で店長の北沢さんが出迎えてくれました。 

 

 こちらのお店の魅力は地元の蕎麦を使った十割蕎麦はもちろんのこと、和洋問わず、その時の旬の地元の食材を使った創作料理にあります。この日はメニューの中で「蕎麦と何か欲しい膳」を注文しました。

 まずは「村の豆とうふ」が出てきました。大豆の旨みを凝縮したような「とうふ」です。「忘れかけていた大豆の味を改めて記憶させてくれる」そんな味の濃い「とうふ」でした。

続いて「そばの実と無農薬米・雑穀のリゾット風」です。大豆や蕎麦の実など様々な食材が入っています。控えめなチーズの味で、素材を活かした味です。「どんな食材が入っているのかわからない、けどもっと食べたい」。おいしい料理でした。

 続いて「佐久野十割そば」地元の蕎麦を石臼挽き製粉した十割そばです。十割そばですので少し太めの蕎麦です。まずは何もつけずに口に運びます。確かな弾力と香り、口に入れて咀嚼すると蕎麦の甘さが口に広がります。次にそばつゆを少しつけました。醤油の味の濃いそばつゆですが、十割そばとよく合います。あっという間に食べ終わっていました。

 

 帰り際、店長の北沢さんと話をしました。「自分は地元の自然や農家さんが栽培した食材をお皿に出しているだけ」という謙虚な話が特に印象に残りました。店長の北沢さんは農家レストラン開店させ国産食材を普及しているとして、農林水産省2010年第1回「料理マスターズ」の1人に選ばれたそうです。

 こちらのお店、蕎麦のみのメニューもありますが、素材を活かしたコース料理が特におすすめです。旬の野菜を大胆にそして繊細に提供してくれます。ごちそうさまでした。

【店 名】職人館

【読 み】しょくにんかん

【店の電話番号】0267-52-2010

【店の住所】長野県佐久市春日3250-3

【アクセス】上信越道佐久平ICから車で30

【営業時間】1130分から15時(17時からは予約のみ)

【定休日】水、木曜日 (祝日、GW8月は営業)

【ひとり分の平均的な予算】昼10005000

【予約】可

【クレジットカード】不可

【個室】無

【席数】20

【駐車場】有

【煙草】不可

【アルコール】有

【店のホームページ】無