旅庵蕗薹(大分県)国宝富貴寺大堂の隣地で営む豊後高田そばの店

レポート提出者:そばのみさん

富貴寺大堂(国宝)阿弥陀如来坐像(重要文化財)を参拝し、厳かな気持ちになり寺を出る。関東に大雪を降らせ(2014年2月)多大な被害を及ぼした低気圧が予行演習として降らした雪が今もそこここに名残を見せる。
お腹が空いたと思い、時計を見ると11時20分。前もって調べておいた、宿も営むそば屋 旅庵「蕗薹」へ行く。開店時間が11:30のためか、時期が時期のためなのか、お客は見当たらない。店も開店準備がまだ忙しい。「そばを食べられるか?」と若い中居に聞くと、厨房に向かい「そばある?」と聞いている。奥から「あるよ!」との返答が聞こえる。席を自由に選んで座り、出された品書きから、ざるそば(十割)小 を頼む。この店の主だろう振り子時計が、静かに時を刻む。静寂さが気持ち良い。

頼んだものがほどなく運ばれてくる。色は豊後高田そばにしては白い方だ。 そば湯も共に運ばれてきた。中居の「まだ薄いですが」とのコメントが印象に残る。九州のそばは汁の甘さ加減が気になる。早速味を見る。やはり甘味が強い。
しかし嫌な甘さではない、それどころか節がしっかり効いていて美味い。醤油とみりん、砂糖のバランスが良い。豊後高田のそばを付けたくなる味だ。次にそばを2本箸に取りなにもつけず口へ運ぶ。もちもち感、そば粉の甘味が良い。汁なしでも食べ切ってしまいそうなくらいだ。豊後高田そばは関東のそばとは明らかに違う。違うものとして美味しい。
汁の味を関東風にすれば、関東でも人気が出ると確信している。江戸そばと豊後高田そばの違いは、そばのもち持ち感からくる力強さにある。豊後高田そばは力強い。その雰囲気は写真からも伝わってくる。
そばのアップ写真を見て頂きたい。 最近この力強い豊後高田そばを応援したいと思う様になった。特にこの店は雰囲気が良い。店を出てしばらく歩き振り返るとそこは静寂さに包まれていた・・・

【食味体験をした店名】旅庵蕗薹
【店名の読み(ひらがな)】りょあんふきのとう
【店の電話番号】0978-26-2668
【店の住所】〒879-0841大分県豊後高田市田染蕗2365
【アクセス】JR日豊本線宇佐駅より車で30分 

       宇佐別府道路 速見ICより30分
【営業時間】昼 11:30~14:00

      夜(予約のみ)18:00~20:00
【定休日】木曜日 
【ひとり分の平均的な予算】昼 ¥1,000-~¥2,500- 

             夜 応談
【予約】可 
【クレジットカード】使用可
【個室】無 
【席数】小上がり座卓:4人用×3、6人用×2 

    テーブル:6人用×2、4人用×1
【駐車場】多数有
【煙草】禁煙
【アルコール】有 
【店のホームページ】 http://ryoanfukinotou.com/index.html